┏┏┏┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏┏ ケアタウンメルマガ∞元気いっぱい ┏┏ 第120号 ┏ 2008/04/08(Tue) ┃ http://caretown.com/ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼今週の目次▼ [1] 最新業界ニュース [2] ムロさんの知恵袋 「オトコらしさ」を考える [3] 今週の「3つのチャレンジ」 [4] セミナー参加者の声 [5] セミナーのご案内 [6] お知らせ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ■┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┗■ 最新業界ニュース ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 1.「新たな公」の創出を訴え〜地域福祉報告書〜(厚労省) 厚労省の「これからの地域福祉のあり方に関する研究会」(座長:大橋 謙策日社大学長)は「地域における新たな支え合い(共助)」の拡大を テーマとした報告書案を了承。報告書の周知徹底とともに、4月から約100 市町村で地域福祉活動の調整役を担う社会福祉士などを配置するモデル事 業が実施される予定。 2.「高齢ドライバー〜加害者にならない・しないために」(岩波書店) 2025年問題で深刻なことが高齢ドライバーの急増と交通事故の多発。 「車だけは死ぬまで運転したい」と主張する認知症高齢者の夫を家族総出 で説得した一家の実話をきっかけに始まった高齢ドライバーのルポ。毎日 新聞で反響のあった連載に追加取材を加えたブックレットが発売された。 定価は504円。 -------------------------------------------------------------------- 最新ニュースは「シルバー新報」の協力により著作権の許可を得て掲載し ています。シルバー新報 ウェブサイト→ http://www.silver-news.com/ -------------------------------------------------------------------- ■┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┗■ ムロさんの知恵袋 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ===「オトコらしさ」を考える=== 「こういう時って、男らしさが邪魔なんですよね」 知り合いの腕利き?ケアマネジャーさんが私につぶやきます。 85歳になる某男性介護者さん、ご自身も持病を患っていてもの忘れもひ どい。外に出る事も少なく、今では要介護4の妻の介護が生活の柱というか 「生きがい」になっています。ショートステイの利用を勧めても頑として きかない。自分もつらいはずなのに「大丈夫です」と弱音を吐かない、助 けを求めない。息子たちの言うことなど耳も貸さない。そのくせ寂しがり 屋。さすがの彼女も「これではダブル認定寸前です」と手を焼いています。 事例検討会の演習で持ち寄る困難ケースの多くが男性にまつわるものが 多くなってきていると実感します。セクハラ行為をする、徘徊する、閉じ こもる、暴力を振るうだけでなく、介護する息子が働かない、パチンコに 明け暮れている・・・いずれも男性たちが起こす面倒事の多いこと。犯罪 者の約8割を占め、ホームレスが9.5割など、社会的マイナス現象の男女比 のほとんどが男たちです。「オトコが壊れてきている」と同性でもため息 をつきたくなるほどです。 そんな八方塞がりの状況に光明を与えてくれるのが「男性自身を学問す る」という学問。それが、ずばり社会学の分野である「男性学」です。 男性学には3つの分野があり、第1が企業社会での働き方から明らかにし ようとする研究、第2が家族における男性の実態に焦点をあてる研究、第3 が数量的分析だけでなく、インタビュー調査や観察等で男性の生活や経験 の細部を研究するものです。 そこで語られる「男らしさ」は、生物学的なとらえ方でなく、社会的・ 歴史的に「生産」されたものであり、現代の男たちがそれらに縛られなが ら苦しみ、もがき、かつ「再生産」の主体となっている実態です。 男女共同参画社会がいわれ、たしかに育児・家事に熱心な若い男性は増 えましたが、今の60代以上の男性はバリバリの「性別役割分業社会」でき ました。 そのため、高齢期を迎えた男性は「3つの危機」にさらされているとい います。その第1が職業上の地位・役割の変化(退職)、第2が日常生活に 必要なスキル(家事力)が不足していることの表面化(粗大ごみ化)、第3 が職業上存在した「肩書」がなくなり自己に対するアイデンティティの喪 失(自信喪失)です。 これらは現役時代に男性中心で享受した「利益」の「つけ」であり、男 性の「生きにくくさ」の原因となっていると説きます。 社会全体としては、現役時代の「延長」や健康寿命成就をめざした介護 予防が語られていますが、生活の視点からは、定年離婚や死別、老老介護 のための「暮らしの技術」の備えをいかにしておくかが急務の課題です。  「会社人間」から「社会人間」への脱皮と「生活面での自立」こそ、男性 高齢者支援の要となってきています。 ※アセスメントにジェンダー的視点は確実に有効です。このあたりを今週 末の「超わかる!性差ケアマネジメント」で解き明かします。お楽しみに !(^^)!  ■┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┗■ 今週の「3つのチャレンジ」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 今回は札幌市 第2回ケアプラン指導研修会(03月21日)「ICFの視点を活 かしたチームケア・マネジメント」より。 1.チームケア 2.サービス担当者会議の工夫 3.チームでのケアプランづくり (Y.Wさん ケアマネ) 【編集部からのコメント】 サービス担当者会議に「サプライズ」を用意するのも妙案です。遠く離 れた息子・娘からの手紙、孫たちのビデオレター、手作りのクッキープレ ゼントなど、ちょっとワクワクする工夫があるだけで、楽しみも増えるで しょう。 ■┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┗■ セミナー参加者の声 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 今回は愛媛県第5回介護支援専門員専門研修(02月18日)「質問力で磨く アセスメントとプランニングの技術」の感想を紹介します。 「それとなく『決めつけ』をしていたと思う。その人を個人ではなく、高 齢者、利用者として話をしていました。生まれてきてからの全体像を質問 することによって引き出す事の大切さに気づきました」 (K.Hさん ケアマネ 介護福祉士) 【ムロさんのコメント】 誰しも患者や要介護高齢者の前に数十年親しんだ名前を持つ個人です。 その歩んできた道のりが「人生そのもの」。ひとは苦労も楽しさも尋ねら れるから、それをきっかけに語り出すもの。80数年の人生ドラマを体感し てみましょう。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ★…‥━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ セミナーのご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━‥…★ 【2008年ケアタウンセミナー(前期)】 │場 所│JR東中野駅そば(東京工科専門学校11F) │申込み│ホームページより→ http://www.caretown.com/c1_1.html (メール、電話、Faxでも受付中!HPから申込用紙がダウンロードOK!) ⇒4月のケアマネジャー実践力アップセミナー 残席有り 「性差ケアマネジメント」〜解説!オトコの介護、オンナの介護〜 男性高齢者がわからないという現場の女性ケアマネの声に応えたこの テーマ。これからは男女の「性差」を意識したケアマネジメントが必要 です。虐待支援、困難事例対応にも「目からウロコ」の内容です!! │日 時│4月12日(土)13:15〜17:00 │定 員│35人 │受講料│一般:5,000円 メルマガ会員:4,500円 ⇒ムロ先生のケアマネ塾 開校 残席有り 「事例検討会・会議にいかすファシリテーション術」 会議の苦手意識は誰でも克服できます。ファシリテーション術を身につ けると会議が上手に!主任介護支援専門員研修会や現任研修会で人気の テーマを凝縮して学びます。 │日 時│4月26日(土)13:30〜17:00、27(日)10:00〜17:00 │定 員│35人 │受講料│一般:13,000円 メルマガ会員:12,000円(2日間通し) ★…‥━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今週のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━‥…★ ◎中央法規『けあサポ』ブログ 今週の「ケアマネさん、いらっしゃい」は └→「講演の楽しみ」(第56話) URL:http://www.caresapo.jp/fukushi/blog/ ◎介護・福祉施設運営のためのマネジメント総合情報誌 『ケアコム Vol.7』 【TOP INTERVIEW】服部万里子 氏(立教大学コミュニティ学部 教授) 現場スタッフと施設長が、同じテーブルで話し合うことが大切 ・ケア人材マネジメント論: 人材採用編〜めざすは「感動の面接づくり」 ・デキル施設職員の仕事術:施設ケアマネジャー編 ・施設マネジメント最前線:ISO9001と14001で「質の標準化」めざす ・編集長訪問:月刊介護保険 東島俊一編集主幹 URL:http://www.caretown.com/m1.html …◇ 編集後記 ◇……………………………………………………………………… 先週はケアコム9号の対談で原宿のクレヨンハウスに落合恵子さんを尋ねま した。かつての文化放送DJのレモンちゃんに会った小生はラジオ時代のリス ナー気分でドキドキでした(^_^;)!(MURO) …………………………………………………………………………………………… ■ 全てのお問い合わせや相談はこちらまで→ koe@caretown.com ■ 購読申込→ m@caretown.com ■ 配信停止→ mag@caretown.com ■ セミナー申し込み→ i@caretown.com 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 編集及び発行責任者:S.Takamuro 提供:ケアタウン総合研究所( http://caretown.com/ )